人間は、年齢を重ねていくと、頭の回転が遅くなり始めたり、流行についていけなくなったり、はたまた体力が落ちてきたりと、様々な問題がありますよね。それを考慮していくと、なかなか年齢不問として募集できる職種は少ないかもしれません。しかし、逆に考えると、職種は少なくとも、業界は様々であると言えるのではないでしょうか。

一般的かつ、どんな年齢であっても取り組むことができる仕事といえば、工場のライン業務です。一定の規定と、ルールを覚えれば、あとは慣れるだけで、学生であっても、30代であっても、50代であっても、さほど仕上がりのクオリティに差がでないと言えます。また、工場と言っても様々なものがあり、パンやお弁当などの食品を扱う工場から、部品や文房具といった無機質なものを扱う工場まで様々です。

ですから、年齢不問の業界と聞くと、意外と幅広くあるということになります。また、ある種の特技を持っていれば、年齢で働ける業界はぐっと広がります。コピーライターやデザイナー、コーダーなど、センスと経験があれば、独立がしやすい職業と言えます。これらができれば、広告業界やIT業界などで重宝されるかもしれません。

年齢不問として募集している業界では、その業界でどのポジションの仕事ができるのかをしっかりと見極める必要があります。憧れの業界に入ったとしても、望む業種に就くことができるかどうか、というのは全く別の問題になりかねませんので、気を付ける必要があります。